木のはなし ~県産材という選択~

国産の木を使う

日本の国土における森林面積の比率は67%で、フィンランドについで世界2位という森林国です。
にもかかわらず、消費される比率は19%しかなく、残り80%以上は価格の安さのために輸入材が使われています。
安い輸入材は育った風土気候が違うため、防腐、防蟻の処置や防疫上の理由で薬物燻蒸(虫を殺す消毒)をされますが、
それが人体に影響がないとは言い切れません。

また、国内には木材として利用できる樹齢になっても伐採されない木々が増えています。
間伐をしないと日光が届かなくなり下層植物が育たず、土地の保水力が乏しくなって、大雨などでの災害などの被害を受けやすくなります。
これを防ぐためには、伐った木を有効に使い、山を適切に管理して環境を整え、住宅に木材を使うことで、山に資金が戻るような経済の循環を取り戻す必要があります。

昭和30年には9割以上あった国産木材の自給率は、安い輸入材の利用により、
現在では2割強になってしまいました。
国産や地域の木材を有効に活用することにより、海外からの輸入に比べ、
運搬に使われるエネルギーも少なくてすみ、資源の無駄使いや、CO2の排出量を抑えることもできます。
また、木を育てて育成している森林は天然の保水力により、土砂災害や洪水を防ぎ、
地域住民を災害から守る役割も担います。

地産地消により地域を活性化

丸喜製材は地元の木材組合の主要メンバーです。
榛名・倉渕の杉・檜・サワラなど良質な地元の木を、出荷する前に選り抜いて製材にかけ、地域の家づくりに役立てています。

地元で育った木材を使い、木を知り尽くした職人たちが製材からその木の特性を活かして住宅を建てることにより、地域の気候・風土に合った家づくり・街づくりができ、地域の活性化にもつながります。