木のはなし ~低温乾燥~

木材にも人にも優しい低温乾燥

森から木を伐り出し、木材として利用するのに必要な工程として「木材の乾燥」があります。
方法は天然乾燥と人工乾燥の2種類に大別できます。

○天然乾燥
木本来の色艶がもっとも良く出る方法ですが1~2年の時間と管理、多額の費用がかかる。
割れ・反り・ねじれ等の狂いが生じて再修正が必要な場合がある。

○伐った山に放置して乾かす「葉枯らし」
通常この作業後に天然乾燥や人口乾燥に移る。3~4ヶ月もの時間がかかる。

○人工乾燥法
高温乾燥・・・釜に木材を入れ機械で乾燥させる。1~2週間。
         その際燃料として石油を使いCO2も多量に排出する。
         木材の色艶も悪く、強度が落ちる。木の繊維に破損・破壊等が発生する場合がある。

低温乾燥・・・40~45℃という低温で乾かすことにより、木本来の色艶が出て、
         変色や反り曲がりのない良質の木材ができる。
         繊維の破損なども見られず、良質。


私達の木材には、低温乾燥を施しています。
低温なら必要な油分は残しながら水分が抜けるため、木の長所を損なわず、美しい色艶に仕上がります。
また、スギなどの木材が本来持っている抗菌成分などが温度により損なわれず、低温なので石油燃料を多量に使う必要もない、人にも環境にも優しい乾燥法です。