マルキ便り 日々の想いをつらつらと・・・ マルキスタッフの日常
「木の家」木の事〜木材の動向〜
2022年12月25日
こんにちは。代表の飯野です。
当社は木の家づくりを創業以来おこなっております。
「木の家」といっても
一概に何の木と表示はされていないので外材(外国から輸入されている材料)や国産材と産地が外国か日本の木のでも違いますし、針葉樹・広葉樹でも違います。
「木は何がいいの?」
とお客様にわかりやすく解説していく前に
当社の「木の使用遍歴」家づくりと製材について少し書いていきます。
丸喜製材有限会社として法人化して34年個人事業で工務店が製材を始めて40年、米松・ソ連唐松を中心に製材をしていました。
その当時(40年前)は柱だけが国産の杉でそれ以外は外材が主流でした。土台がソ連(ロシア)唐松、桁母屋の横架材が米松など
その当時は輸入した木材のほうが安く、天然林の米松は年輪も細かく数百年ものの丸太も輸入されていました。
日本の国土の80%は山林で国産材の自給率は1950年に95%だったのが、私が大工始めた25年前には20%でその後2004年まで下がり続け18%まで、その後外材の値段の上昇などもあり今では30%を越えるまで回復しましたが
コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻の影響で外材が入りづらくなったり外材の大幅な価格上昇で2022年は外材、国産材ともに2021年の倍近く価格が上昇しました。
「ウッドショック」とニュースでも取り上げられて木の家づくりに大きな影響を与える事態になっています。←現在進行形
針葉樹合板で2021年比で今は倍以上の単価、杉柱もほぼ倍 2000万円の家で木材、建材価格で80万〜120万円ぐらい価格が上昇しています。
住宅業界に25年関わっていますがこのような事態は初めてです💦
ウッドショック前は当社で製材した材料で家づくりに使用していた割合は50%でしたが
今では自社製材で使用する割合は95%です。
丸太も全て群馬県産材を使用しています。
といったところで
少し話も長くなりそうなのでここまで
木のことまだまだお伝えしたい事たっくさんあるので次回「木の家」木の事〜マルキの木〜をお届けします。お楽しみに😊