マルキ便り 日々の想いをつらつらと・・・ マルキスタッフの日常
大工、赤松の丸太を求めて山へ
2023年10月25日
こんばんは、代表の飯野です。
昨日今日と隣町の東吾妻町の赤松の山へ行って来ました。車で30分、木々も色づき始め気持ちよくドライブ気分で😊赤松のある山へ
大きな赤松の木
今回、山に赤松を見に来た目的は赤松の丸太の仕入れるため、それも曲がりや大きさ長さも出来れば自分のイメージの曲がりや必要な強度に見合った大きさがあるかを自分の目で確かめる為です。
昨日来た時に立っていた木を眺めながらこの木だとこんな曲がりが取れると山師さんと打ち合わせしにいき、早速本日「木倒したから見に来て」と連絡をもらい倒した木を見に行ってきました。
切り株の大きさ測ると
今回のように夏前から赤松の丸太が欲しいと要望を伝えていました。なかなか赤松の山をピンポイントで探すのは難しいのですが、そこは高橋さんの実績で所有者に交渉をしていただき伐ることが出来ました。
当社の丸太の仕入れの8割方は東吾妻町の高橋木材さんにお願いして丸太を伐ってもらっています。
マルキの家造りを支えていただいているのは高橋木材さんの存在が大きいです。主には杉がメインで今回のように赤松もお願いしています。
丸太を伐るのに今がトップシーズン!
いわゆる「伐り旬」と呼ばれます。時期的には9月の彼岸すぎから1月2月ぐらいまででしょうか。本当にいいのは霜が降りるまで(11月中)と言われています。
なぜその時期に伐るのが良いのかというと
木は3月から8月中までは水を吸い上げ木質部の栄養が豊富になり昆虫や菌類も繁殖しやすい為、この時期には基本的に伐るのは避けます。
木が水を吸いあげないのがわかるのが落葉樹が紅葉して葉が落ちる状態。マルキの事務所前の山桜もほとんど葉が落ちました。
今現在、赤松の他に杉の3、4、5、6、8m長さ、大きさも18cmから上は30cm上と全て高橋木材さんに注文した木を選木して伐っていただいています。本数で言うと500本以上だと思います。
マルキの1年分の木はこの時期だけの丸太しか使いません。
工務店単位でここまでこだわれるのも高橋木材さんの協力があるからこそです。
これからマルキの土場にはジャンジャン丸太が入荷して来ます。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。明日も木と向き合います😊