マルキ便り 日々の想いをつらつらと・・・ マルキスタッフの日常

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能登半島地震について思うこと

おはようございます☀代表の飯野です。

1月3日の朝焼け 朝から興奮

元旦に発生した能登半島の地震では多くの建物が倒壊し下敷きになってお亡くなりになられた方怪我をされた方々避難を余儀なくされている方々被災された皆様心よりお見舞い申し上げます。

連日の報道を通して建物の全半壊の現状、珠洲市の津波被害、輪島朝市付近の火災で建物の消失の映像を見て心が苦しくなります。

3年ほど前に輪島朝市も訪れたことがあり、輪島塗りの漆器製品や干物などの海産物のお店が軒を連ねて暮らしと商売が両立して活気のある街だなという印象があります。

古い木造建築と新しい建物が混在し街並みをつくっています。

伝統的な木造建築(輪島朝市付近)

写真を見ても商売をする為に道に面してガラス戸があり1階の表に耐力壁が無いのが見受けられます。そしてこの地域の特徴が陶器瓦が使われていて屋根が重たいというのも今回の倒壊した建物が多いというのも見受けられます。

決して伝統的な建物の建て方が悪いわけでは無いですが、やはり壁のバランスが悪い為、地震の揺れに耐えられない構造だったというのは間違い無いと思います。

木造建築でどうして弱いところは火災です。地域的に建物同士が隣接して建っている街はどおしても延焼がおこりやすい。川越の蔵造りや松本の蔵造りも江戸時代に大火事があり街全体が焼けたことから土蔵のような分厚い土壁の蔵造りの街並みになったそうです。

先人の知恵でその地域風土にあった建物の形や商売の特性上の間取りであったり長年育んできた伝統建築、その地域地域の造り方、趣きの建物が残るような復興がなされていくといいなと思います。

まだまだ、被害の全容も把握されてない段階ではありますが、一刻も早い行方不明者の救出と、1日でも早い復旧を心よりお祈り申し上げます。