マルキ便り 日々の想いをつらつらと・・・ マルキスタッフの日常

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梁丸太

おはようございます。猛暑日に慣れた今日この頃

昨日も太陽の下梁丸太を削っていました

代表の飯野です。

徐々に日の出が遅くなってきました。

タイトルの「梁丸太」昨日も丸太ハツリ機でガリガリ削っていました。昔は斧🪓やチョウナという手道具で削っていました。現代は電気の道具で効率良く削っています。

栗の丸太梁

丸太というものを乾燥させるために太鼓挽きと言ってまっすぐな面を2面つくります。平らな面ができ積み重ねもできるので、時間かかる乾燥のために積み上げて倉庫の奥に保管しています。

こちらの栗梁丸太は5年倉庫に眠っていました😴

今はプレカットが多くほとんどの梁が四角い材料です。基本的には梁丸太は機械では加工が出来ないのでほとんどの建築会社は丸太梁を使わないと思います。

マルキがなぜ梁丸太を使うか?

存在感と安心感が材料を見るだけでわかる

ほとんどの場合 現わしで見せる梁のため

天井裏に隠さない分仕上げも丸太の曲がりも厳選しています。

そして何より手間がかかる!丸太も乾燥に少なくとも3年、ある程度の大工技術を持ち合わせていないとできない仕事です。

私も20代で丸太の仕事を覚えて25年以上繰り返し仕事させてもらって習得した技術です。

飛騨高山の吉島家

私が好きな建物の中で飛騨高山にある吉島家があります。とにかく木組みが綺麗そしてこちらの桧の梁丸太が鉋がかかっていて材料技術ともに素晴らしい👍

やっぱり大工ですから。この様な家を作れる事を意識して日々精進しています。少しでも先人の技術を後世に伝えるためにも丸太を使いますよ!

今まで梁丸太を使った施工例

いっときシンプルモダン的な形が流行った時5年ぐらい前は梁丸太を施工するお客様がいなくなりましたが、

ここ3年は8割9割のお客様が梁丸太を希望されます。

私達の家造りに共感していただけるお客様に巡り会えることにとても幸せを感じます。

まだまだ職人道 道半ば

日々精進いたします。

今日もハツリますよ〜